第8回毎日パソコン入力コンクール
毎日パソコン入力コンクール全国大会 取組み事例集
 
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神戸学院大学附属高等学校(兵庫県)

神戸学院大学附属高等学校におけるコンクールの取り組みをご紹介します。

神戸学院大学附属高等学校では、全生徒にノートパソコンを貸し出し、各種授業での活用、情報連絡など、様々な用途に活用しています。教室の机の上には、電源コンセント、LANケーブルが挿せるようになっているので、いつでもインターネット接続が可能という、とても恵まれた環境です。

毎パソは、第5回大会から参加していて、昨年の第6回大会では、毎パソ学校賞の優秀高等学校賞の第2位となりました。第7回大会では、第1位の受賞を目指して、これまで以上にしっかりとした取り組みをされているようです。

情報担当の岡田先生に取り組みの様子をインタビューしましたので、取り組みのご参考にしてください。
神戸学院大学附属高等学校の校舎風景1
神戸学院大学附属高等学校の校舎風景2
神戸学院大学附属高等学校の校舎風景
 
学校データ
項目 内容
1.学校名 神戸学院大学附属高等学校
2.生徒数 約630名(1年:7クラス、2年:7クラス、3年:7クラス)
3.住所 兵庫県神戸市
4.課程 全日制・普通科
5.参加形態 生徒全員参加
6.参加人数 1年生:「情報基礎」受講者全員(1年生全員・約210名)
2年生:「情報C」受講生全員(2年生全員・約210名)
3年生:「情報活用」受講者全員(3年生4クラス・約120名)
3年生で情報科授業の設定がないクラス(3クラス)はホームルームで実施。
7.練習時間 情報科授業内。そのほか、各自のノート型PCで自主練習が可能。
8.ホームページ http://www.kobegakuin-f.ed.jp/
9.担当の先生
岡田隆嗣先生
岡田隆嗣先生
 
先生へインタビュー
  Q1 : 学校の特色、PRポイントなどございましたら教えてください。
  A1 :

5つの特色を柱にして、生徒の積極的な知識と経験の修得を通じた「行動知力」の育成を目指しています。


(1)高大連携教育
   併設校である神戸学院大学の施設を利用した学校行事の開催はもちろん、2年生の
   後期には毎週1回、大学に通学して教授の講義を聞き、実習に参加します。興味や
   関心のある分野を発見し、しっかりとした進路選択を行うことができます。神戸学
   院大学と、国公立大学・難関私立大学をはじめとする多彩な進路を併願できるので、

   積極的な進路選択が可能です。

(2)少人数教育
   1クラス30名の編成を基本としています。一人一人に目が行き届き、集中して
   学習できます。

(3)教育の情報化
   生徒1人に1台ずつ、3年間、ノート型パソコンを無償貸与します。いつでも、普
   通教室のすべての机からPCとLANが使用可能で、情報以外の教科でも積極的に
   PCを活用しています。持ち帰りも自由で、プレゼンテーションの製作やレポート

   提出をはじめ、メールやグループウェアを用いて、個別・一括の連絡、電子投票や

   アンケートなどのコミュニケーションにも活用しています。2005年、インター
   ネット活用教育実践コンクールで「経済産業大臣賞」を受賞しました。

(4)社会との出会い
   「総合的な学習の時間」では、社会人講師として、能楽や民族舞踊、印刷、映像な
   どの専門分野で活躍されているプロを招き、知識はもちろん、社会人としての礼儀
   や心構えなども学びます。1年間の学習後は、発表会を設けて舞台発表、プレゼン
   テーションし、広報誌などの成果物を発行します。

(5)国際的視野
   イギリス修学旅行やオーストラリア語学研修、交換留学、短期・長期留学などの国
   際交流プログラムを用意しています。ホームステイや現地での交流を体験し、コミュ
   ニケーション能力を高めています。また、第二外国語の授業では、中国語や韓国語
   も開講しています。英文エッセイのコンテストや、韓国語のスピーチコンテストで
   生徒が入賞を果たしています。

 
生徒一人一人にノートパソコンが貸し出されています
机の上にはLANケーブル、電源ケーブルが差し込めるようになっています
生徒一人一人にノートパソコンが
貸し出されています
 
机の上にはLANケーブル、
電源ケーブルが差し込めるように
なっています
 
  Q2 : コンクールに参加しようと思った動機、きっかけを教えてください。
  A2 : 情報科では、1人1台のノート型パソコンと情報処理室のデスクトップ型パソコンを併用できる環境を活かして、3年間で、情報リテラシーの習得、「情報C」の学習、マルチメディア作品の製作とコンクールへの応募、検定試験の受検などを積極的に実施しています。特に、IT世代である高校生の自由な発想で作品を制作・応募したり、大会に参加したりすることによる意欲の向上を図るため、作品制作、各種コンクール、検定試験などに積極的に取り組んでいます。

普通科の高等学校なので、コンピュータについて専門的な内容を学ぶことが目的ではなく、21世紀の日常生活のツールとして積極的に利用できるようになることを目指しています。

生徒全員でのコンクール参加にあたっては、参加や実施の手続きが手軽であること、参加費が安価であること、コンピュータを用いて参加でき、結果が比較的早く判ることなどを重視しています。毎パソは、これらの条件が整っているので参加しました。
   
授業での練習の様子1
授業での練習の様子2
 
  Q3 : 参加してみて生徒さんの反応はいかがでしたか?
  A3 : タイピングが苦手な生徒にとっては、10級を抜け出すことが最初の目標となっており、練習の段階からクラスメイトと競っている姿が見られます。タイピングが得意な生徒も、上位級を目指して頑張っています。予選大会の全国ランキングが毎パソのWebページに発表され、生徒の氏名が掲載されると、身近なパソコンが全国規模の大会につながっていることが実感できるようです。生徒にとっては、単に練習を続けるのではなく、最終的に大会に参加するということも動機付けとなっているようです。
   
授業での練習の様子3
授業での練習の様子4
 
  Q4 : コンクールに参加して生徒さんの入力スピードは速くなりましたか?
  A4 : 現時点では、1回の大会中における、練習から大会参加に至るまでの入力速度の変化(練習の成果)をすべて把握することはしていません。しかし、学年間で比較すると、学年が上がるにつれて入力速度が速くなっており、特に、1年生から2年生の間での伸びが大きくなっています。

本校では、毎パソのほかにも、ワープロソフトによるレポート作成や、タイピング速度を判定基準に含む検定試験の全員受験などの機会を設けていますので、常にトレーニングの機会があり、それらの取り組みが入力速度の向上につながっていることは確実です。

正確なタッチタイピングを身につけることが課題である生徒は多いですが、日常での使用において十分なタイピング力は備わっているように感じます。
 
授業での練習の様子5
授業での練習の様子6
 
  Q5 : 最後に先生から一言お願いします。
  A5 : 現代社会では、タイピングはもちろん、ワープロ・表計算・プレゼンテーションソフトなどのソフトウェアを利用する力を身につけることが求められています。パソコンを文房具と同じように使いこなし、さらに、日常の利用場面で接する簡単なトラブルに対応したり、ソフトウェアを使い分けて作品を制作したりする知識と技術を身につけることは、単なる「利用者」ではなく「活用者」・「リーダー」となるための第一歩です。好奇心と積極性を大切に、学生の間から、試行錯誤しながらコンピュータに接し、いろいろな知識や技術を吸収して、コンクールなどにも前向きにチャレンジしてもらいたいと思っています。
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