第8回毎日パソコン入力コンクール
毎日パソコン入力コンクール全国大会 取組み事例集
 
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東京都立府中西高等学校
東京都府中市にある、東京都立府中西高等学校におけるコンクールの取り組みをご紹介します。

府中西高校は、東京都のIT教育普及支援校に指定され、パソコン教室、CALL教室にある42台ずつのパソコンのほかに、CALL教室のノートPCと普通教室に持ち込めるノートPCを足すと200台、校内すべてが無線LAN化されるなど、すばらしいIT環境が整っています。

毎パソは、第4回大会からコンクールへ参加している常連校で、第4回はデジタルクリエイト部と有志の生徒で10数名の参加でしたが、第5回大会から、学校一括参加制度を使用し、デジタルクリエイト部に加え、情報Aの授業を受けている高校1年生、約320名全員での参加が始まりました。

情報科担当の佐藤先生、大和先生に取り組みの様子をインタビューしましたので、取り組みのご参考にしてください。また、3回にわたって、毎パソ通信「りてらしぃ」(第96号)(第97号)(第98号)で学校の授業の様子を取材しましたので、あわせてご覧ください。
東京都立府中西高等学校
パソコン室
東京都都立府中西高等学校
 
情報の授業を行っている
パソコン教室(パソコン42台)
 
学校データ
項目 内容
1.学校名 東京都立府中西高等学校
2.生徒数 952名(1年:328名、2年:315名、3年:309名)
3.住所 東京都府中市
4.課程 全日制・普通科
5.参加対象 1学年全員、2・3年生の希望者
6.参加形態 教科「情報A」の授業内、放課後
7.参加人数 1学年全員約320名+2・3学年数10名
8.練習時間 授業中の5分、パソコン室での自主練習など
9.ホームページ http://www.fuchunishi-h.metro.tokyo.jp/
10.担当の先生
佐藤義弘先生
大和雅俊先生
佐藤義弘先生
 
大和雅俊先生
 
先生へインタビュー
  Q1 : 学校の特色、PRポイントなどございましたら教えてください。
  A1 : 2003年に「ITを活用した教育推進校」に指定され、全館無線LANや生徒用ノートPCなどの情報機器を活用する環境が整えられました。現在では生徒用ノートPC200台の他PC室やCALL教室などコンピュータを活用する環境が充実していることが特徴です。


部活動や学校行事も盛んで、活気のある学校です。

 
  Q2 : コンクールに参加しようと思った動機、きっかけを教えてください。
  A2 : 東京都が後援になっていることもあり、推進校ですから、参加しようという事になりました。参加初年度である2004年度は個人参加でしたので、精鋭部隊を投入しました。

学校の意向でコンクール参加するにもかかわらず、個人から参加費を集めることが難しく苦労しました。

2005年度より学校参加の制度ができましたので、情報Aの授業で全員が参加することにしました。情報Aを受講している1学年全員(320名)と2・3年生の希望者が、第5回6月大会に参加しました。おかげさまで、1名の生徒が全国大会へ進むことができました。

タイピングは練習するほど上達します。ある目標を定めて取り組めばなお上達が期待できます。学校参加の制度は、全員に目標を与える意味でも効果的ですし、成績が良かったものは希望すれば認定証も発行されることも励みになるようです。
   
授業風景1
授業風景2
 
  Q3 : 参加してみて生徒さんの反応はいかがでしたか?
  A3 : 昨年は6月大会に参加しましたので、準備・練習期間が短く、全体的な成績はあまり良くありませんでした。それでも生徒たちはタイピング練習への意識が芽生えたようです。

毎パソは指定された問題文を入力していくので、練習の効果が良くわかります。入力の遅い生徒は「打てるようになった喜び」を感じ、速い生徒は「タッチタイピングの重要性」がわかるようです。
 
  Q4 : コンクールに参加して生徒さんの入力スピードは速くなりましたか?
また、入力が速くなることによって授業などで変わったことはありましたか?
  A4 : 本校では情報に限らず、さまざまな教科でコンピュータを利用し、授業をおこなっているので、早い段階である程度「普通に」コンピュータを使えるようになってもらわなければなりません。他教科の先生方は「コンピュータの使い方」は説明してくれないですからね。他教科の先生方からクレームが付くようなこともないので、普通に入力ができる程度にはなっているのではないでしょうか。

タイピングについては毎パソの他、タイピングソフトなども利用して、入力スピードの向上に努めています。やはりタッチタイピングができるようになると、キーボードで入力するときに「頭を使わなく」なり、より本質的なところに「頭を使う」ことができるようになります。
 
  Q5 : 最後に先生から一言お願いします。
  A5 : 生徒から、「見ながらなら早く打てるから、タッチタイピングができなくても...」という意見をもらうことがあります。最近の生徒たちは小・中学校からコンピュータ・キーボードに触れる機会があり、自己流で速く打てる生徒も多数います。

タッチタイピングと見ながら打つのでは、実はまったく違うのです。タッチタイピングができるようになれば、コンピュータに向かったときの頭の使い方が変わるのです。入力に頭を使ってしまっては、清書するツールにはなるかも知れませんが、考えるときに使うツールにはならなくなってしまいます。

タッチタイピングは一度できるようになってしまえば、少々のブランクがあってもすぐに思い出せるようです。自転車の乗り方と同じですね。高校生のような若い時期にできるようになっておけば、その恩恵をこれから何十年も受けることができます。これから情報化社会が進展しても、キーボードはおそらくついてくると思われます。せっかくの機会ですから、身につけさせてあげたいと思っています。
 
府中西高校のアイデアツール「タイピング養成ギプス」
情報科の佐藤先生、大和先生が、キーボードを見ないで入力できるようにするにはどうしたらいいかと考えた末に見つけ出したのがタイピング養成ギプス。府中西高校のアイデアツールです。コピー用紙を入れるダンボールがあれば誰にでも簡単に作れる代物です。

佐藤先生の「情報科の先生になります」のブログで作り方がとてもわかりやすく紹介されていますので、是非ご覧ください。「タッチタイピング養成ギブスのつくりかた」はこちらから。
タイピング養成ギプス1
タイピング養成ギプス2
タイピング養成ギプス
キートップ補助あり
 
タイピング養成ギプス
キートップ補助なし
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