第9回毎日パソコン入力コンクール
毎日パソコン入力コンクール全国大会 取組み事例集
 
取組み事例 > 寝屋川市立三井小学校
大阪府・寝屋川市立三井小学校(平成19年度取材)
寝屋川市立三井小学校におけるコンクールの取り組みをご紹介します。

同校は、過去に文部科学省の研究開発学校として指定され、現在も、英語、理科で先進的な取り組みをしている学校です。また、近隣の寝屋川市立第十中学校と小中一貫で連携し、様々なかたちで交流を行っています。

毎パソは、第4回大会から参加し、当初は希望者のみを対象としていましたが、学校一括参加制度が新設されてからは、学校全体での取り組まれていて、3~6年生の全員で参加されています。寝屋川市立第十中学校でもコンクールの参加が始まり、継続して取り組むことによって児童、生徒のパソコン活用の効率が大幅に上がっているそうです。

担当の佐藤先生に取り組みの様子をインタビューしましたので、取り組みのご参考にしてください。
取り組みの模様1
取り組みの模様2
 
学校データ
項目 内容
1.学校名

寝屋川市立三井小学校(大阪府)

2.児童数 417名(1年:72名、2年:66名、3年:69名、4年:67名、5年:79名、6年:64名)
3.住所 大阪府寝屋川市
4.課程 公立小学校
5.参加対象 3年から6年の全児童
6.参加形態 「総合的な学習」の授業時間内
7.参加人数 3年から6年全児童279名
(3年:69名、4年:67名、5年:79名、6年:64名)
8.練習時間 授業中、放課後や休み時間のパソコン室での自主練習など
9.ホームページ http://www.city.neyagawa.osaka.jp/school/e/mii/
10.担当の先生 佐藤昭夫先生
 
先生へインタビュー
  Q1 : 学校の授業の特色、PRポイントなどございましたら教えてください。
  A1 : 子ども達の科学的な目を養う学習活動(自然体験学習・環境教育)に力を入れて取り組んでいます。文部科学省の研究開発学校として取り組んできた「不思議の世界を探ろう」(小中合同授業・理科の発展的学習・自由研究などの子ども達の学習活動)をキャッチフレーズに取り組んできた学習活動を、三井小学校の児童全体に広げていくために、理科・生活科の発展的学習として、また総合的な学習として行っています。


3年生から6年生までの全児童が、年3回の毎日パソコン入力コンクールに取り組み、学校全体のパソコンのスキルも向上しています。(2年連続全国2位となり優秀校として表彰)

コンクール以外でのパソコン活用は、パワーポイント等のソフトウエアを活用して、子ども達にプレゼンや新聞で表現させる実践を長年行ってきています。そこで、培った力を、理科などの調べ学習の結果を効果的に表現する手段としても活かしていきたいと考え、昨年度より、全学年で「わくわくプロジェクト」~本物の自然体験~に取り組み、学年に応じた観察・調査活動をしています。調査活動の結果は、三井小学校児童理科研究発表会を行い、デジタル機器を活用し、特に、プレゼンソフトであるPowerPointを使っての新聞作りは、4年~6年で取り組まれています。これは、本校の特色でもあります。
 
5年生では、昨年度は国土交通省の河川整備基金助成事業「大阪の河川環境を知る」調査校として、校区を流れる寝屋川の河川調査を行い、それをICT教育とリンクさせてプレゼンや新聞にまとめて、校内だけでなく府教育センターでも発表しました。また、低学年の「自然のおたより」の取り組みは、自然事象を小さな目で見つめ、生き生きと表現できるようになってきています。

上記のような活動が、子ども達の理科・生活科学習への関心・意欲につながってきていると思います。

教員の研究活動については、「自然事象に感動し科学好きな子を育てる」ために、三井小が長年、寝屋川市のICT教育推進の中心的な役割を果たしてきた取り組みをベースに、ICT教育と理科教育をリンクさせ、理科・生活科授業の中で効果的にデジタルコンテンツを活用した授業実践の研究を行っています。特に本年度は府教育センターの「実験・観察融合型デジタル教材活用共同研究」の研究協力校としての研究活動を行っています。(教科の中で理科教育が一番、ICT教育とのリンクが効果的であると考えています)

 
  Q2 : コンクールに参加しようと思った動機、きっかけを教えてください。
  A2 : 市内の他校から聞き、初めは高学年の希望者数名から始まりました。(平成16年度)その後、学校一括参加が出来るようになってからは、年3回の大会参加費をPTAが負担してくださる事になり、申込者が高学年全員、中学年のほぼ全員になったので、昨年度から申し込み制をやめ、3年から6年まで全員受検させるようになりました。
   
取り組みの模様3
取り組みの模様4
 
  Q3 : 参加してみて生徒さんの反応はいかがでしたか?
  A3 : 非常に反応はよく、自発的に放課後等に練習をしてくれています。本校は、パソコン室は「パソコンと友達になろう」という事で、放課後や雨の日はパソコン室を自由開放していて、1年から6年まで誰でも自由に使えるような環境になっています。「次は、級を上げるぞ。」と意欲的に取り組み、保護者も関心を持ってくれています。
 
  Q4 : コンクールに参加して生徒さんの入力スピードは速くなりましたか?
また、入力が速くなることによって授業などで変わったことはありましたか?
  A4 : かなり速くなり、視察等に来られる先生方や議員さん・市教委の方々が感心しておられます。6年女子の中には、今回全国ランキング6位も出てきました。

入力コンクールに参加するようになってから、授業もすごく変わりました。パソコンによる新聞作り、プレゼン作品の作成が早くなっています。学級全員がそうしたものを作れるようになっています。これは視察の先生方や市教委からもお褒めいただきました。特に本校は、理科教育でのまとめなどを児童に作らせているので、スキル向上が、そういったものを容易にさせていると思います。
 
  Q5 : 最後に先生から一言お願いします。
  A5 : 入力の練習は、授業を始める前の準備体操として取り組んでいます。体育の授業でたとえればラジオ体操と同じです。現在、小学校で取り組んでいますが、小学校を卒業した後の中学校、高等学校でも技術・家庭科や情報の授業では、授業の準備体操として入力に取り組んでほしいと思います。しっかりと継続して取り組むことによって確実に入力のスピードが上がります。

小中一貫のようなかたちで連携している第十中学校でも、コンクールへの参加が始まり、小学校、中学校と継続して取り組むことができています。継続した取り組みによって、入力のスピードが着実に速くなっています。授業での新聞、理科のまとめなどを作るのもとても早くなったほか、一つ一つの制作物のなかに入る文字の量が大幅に増えました。また、早くなった分だけ他の指導ができるので、様々な効果が出てきています。

本校での取り組みで実績、効果があることがわかりましたので、市内の他校にも参加を勧めています。是非、多くの学校も参加する事をお勧めします。きっと数年で成果が出てきます。
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