第11回毎日パソコン入力コンクール 全国大会・冬季大会 第5部 和文A 小学生高学年(文字数2,100字程度) 小学館 例解学習ことわざ辞典 第二版より引用 ことわざ・慣用句A 寝耳に水  思いがけない出来事や知らせにおどろくこと。  自分の作品が特選になるとは寝耳に水だ。 花も実もある  見た目が美しいだけでなく、中身もすばらしい。また、人情がこもっている。  花も実もある見事な演奏。花も実もある粋なはからいに感謝する。 気が置けない  えんりょしたりしないで気楽に付きあえる。気がねがない。  幼なじみの彼とは気が置けない仲だ。 いい気になる  得意になって、うぬぼれる。  優勝したからといっていい気になるな。 笑う門には福来たる  いつも笑い声がたえない明るい家庭には自然と幸福がやって来るものだ。  そんな暗い顔をしててはだめ、笑う門には福来たる。 手を貸す  仕事を手伝う。手助けをする。  石段をのぼるおばあさんに手を貸す。 やぶから棒  前ぶれもなく突然であるようす。だしぬけ。思いがけないこと。  やぶから棒に何を言うんだ。 目のあたりにする  目の前で見る。実際に目にする。  ちょうどいあわせて事故を目のあたりにする。 話し上手は聞き上手  話の上手な人は、相手の話をよく聞く人でもある。  話し上手は聞き上手、自分のことばかり話す人は話し上手とは言えないよ。 猫に小判  どんな立派なものでも、価値がわからない人には、何の役にも立たないこと。  小さい子に高価なカメラは猫に小判だ。 なみだをのむ  くやしい気持ちを、じっとがまんする。残念な思いをこらえる。  けがのため試合に出られずなみだをのむ。 ねこの手も借りたい  非常にいそがしくて人が足りない。  引っ越しでねこの手も借りたいほど手が足りない。 目は口ほどに物を言う  目は、口で話すのと同じぐらいに、相手に気持ちを伝えることができる。  目は口ほどに物を言うで、目を見ただけでがっかりしているのがわかった。 水に流す  それまでの争いごとやうらみなどを、すべてなかったことにする。  すべてを水に流して、仲直りをする。 虫が知らせる  何かが起こりそうだという予感がする。  虫が知らせたのか、早く引き上げたので雨にあわずにすんだ。 身を粉にする  苦労をいやがらずに賢明に働く。  人にたよらないで旅費をかせごうと身を粉にして働く。 真に受ける  相手の話などを、本当のことだと思い込む。本気にする。  もうけ話を真に受けて大損する。 泣きっ面に蜂  不幸な上にさらに不幸が重なること。つらい時につらいことが重なること。  転んだ拍子にさいふをなくし泣きっ面に蜂だ。 非の打ち所が無い  欠点や悪いところが無い。  非の打ち所が無い演技で一位となる。 隣の花は赤い  他人の物は自分の物よりよく見えて、うらやましく思えるものだ。  隣の花は赤いで、君のほうがおいしそうね。 舌を巻く  ことばが出ないほど、おどろいたり、感心したりする。  相手選手の見事なわざに舌を巻く。 単刀直入  前置きをしないで、いきなり本題に入ること。直接ずばり要点に入ること。  単刀直入に言って、この意見に反対です。 博覧強記  多くの本を読んで多くのことを知り、よく覚えていること。  友人の博覧強記なことに舌を巻く。 気にやむ  気にして、なやむ。くよくよする。  成績が下がったことを気にやむ。 自画自賛  自分のことを、自分でほめること。  「われながらすばらしい」と自画自賛する。 九死に一生を得る  ほとんど助かる見こみのなかった命が、やっとのことで助かる。  船が難破したが、救助され、九死に一生を得る。 息をつめる  呼吸をおさえて、じっとしている。  息をつめて次の投球を見守る。 口をそろえる  大ぜいの人が同じことを言う。  口をそろえて反対する。 雲をつかむ  とらえどころがなく、はっきりしない。  何億年も前と言われても、まるで雲をつかむ話でぴんと来ない。 かめのこうより年の功  長年の経験は何にもまして貴重である。年長者の知恵をほめることば。  かめのこうより年の功で、母は祖母にいろいろ教わっている。 花鳥風月  自然の美しい景色。自然の美。  花鳥風月を友とし、のんびり暮らす。 右往左往  あわてふためいて、動き回ること。  急な雨降りで、人々が右往左往する。 寝食を忘れる  非常に熱心にものごとをする。  おもしろい本を読みふけり寝食を忘れる。 かたずをのむ  どうなることかと息をのんで、緊張している。  一挙一動をかたずをのんで見守る。 いたれりつくせり  細かな所まで心配りがされていて、不満な所がない。  一行は、いたれりつくせりのかんげいを受けた。 判官びいき  弱い人・不運な人・敗者に同情して応援する気持ち。  判官びいきで、やはり弱い方を応援するぞ。 踏んだり蹴ったり  重ね重ねさんざんな目にあうこと。  転んでけがをしただけでなく、めがねも割ってしまい、踏んだり蹴ったりだ。 ぶっつけ本番  練習や準備もなしでいきなり行うこと。  ぶっつけ本番で火事の場面を撮影する。 仏の顔も三度  どんなにおとなしく、やさしい人でも、何度もばかにされたり、ひどいことをされたら、しまいには腹を立てる。  とうとうがまんできず、仏の顔も三度とばかりおこりだす。