第10回毎日パソコン入力コンクール 秋季大会 第5部 和文A 小学生高学年(文字数2,500字程度) 小学館 例解学習ことわざ辞典 第二版より引用 ことわざ・慣用句A 青菜に塩  急に元気がなくなりがっかりすること。  ひどくしかられて青菜に塩となる。 秋の日はつるべ落とし  秋の日は、つるべを落とすように、あっという間に暮れるものだ。  秋の日はつるべ落としだね、外はもうまっ暗だ。 果報は寝て待て  幸運はあせらずに待っていれば、いつかは自然にやってくるものだ。  あせらずに気長に待とうよ、果報は寝て待てだ。 かわいい子には旅をさせよ  子どもが本当にかわいければ、親の手元であまやかさず、世の中に出して苦労させたほうが、しっかりした人間になる。  かわいい子には旅をさせよ、過保護はだめよ。 聞くは一時のはじ、聞かぬは一生のはじ  知らないことを人に聞いて、はずかしい思いをするのはその時だけのこと。しかし聞かないで知らないままでいれば、一生ずっとはずかしい思いをしなくてはならない。わからないことは、その場ですぐ聞きなさいという教え。  あの時聞いておけばよかった、聞くは一時のはじ、聞かぬは一生のはじ。 きもにめいじる  心に深くきざみつけて、覚えておく。  まちがいを二度とくり返さないように、きもにめいじる。 白羽の矢が立つ  たくさんの中から、特に選び出される。  ドラマの主役として、彼に白羽の矢が立つ。 竹を割ったよう  性質がさっぱりしているようす。曲がったところがない。  明るくて竹を割ったような性格の持ち主。 寝食を忘れる  非常に熱心にものごとをする。  おもしろい本を読みふけり寝食を忘れる。 きんせんにふれる  感動する。心を打つ。胸を打つ。  先生の言葉が心のきんせんにふれる。 自画自賛  自分のことを、自分でほめること。  「われながらすばらしい」と自画自賛する。 適材適所  人を、その人の才能や能力にふさわしい役目や仕事につけること。  適材適所に人を配置する。 手に汗をにぎる  見たり聞いたりしながら、きんちょうしたり興奮したりする。  手に汗をにぎる大接戦。 舌を巻く  ことばが出ないほど、おどろいたり、感心したりする。  相手選手の見事なわざに舌を巻く。 気をはく  いせいのよいことを言う。意気盛んなことを示す。気えんをあげる。  一人気をはいてホームランを打つ。 しゅしゃせんたく  多くのものの中から取ったり捨てたりして選び出すこと。  しゅしゃせんたくして五つにしぼる。 じゅんぷうまんぱん  ものごとが順調に進んでいるようす。  志望通りの大学へ入ることができて、じゅんぷうまんぱんのスタートを切る。 心機一転  あることをきっかけにして、気分がすっかり変わること。  中学生になって心機一転、急に勉強するようになった。 すずめ百までおどり忘れず  どんなに年を取っても、子どものころ覚えたことや身につけた習慣は、なかなかぬけないし、忘れないものだ。  祖母はすずめ百までおどり忘れずで、お手玉がうまい。 千差万別  たくさんの種類があって、それぞれがみんなちがっていること。  人間のしもんは千差万別で、同じ形はない。 前代未聞  今まで一度も聞いたことがないこと。非常にめずらしいこと。  前代未聞のちん事件。 たいこばんをおす  絶対にまちがいのないことを保証する。  けがは完全に治りましたと医者からたいこばんをおされる。 たいぜんじじゃく  ゆったりと落ち着いて、いつもと変わらないようす。ゆうぜん。  地震で家がゆれてもたいぜんじじゃくとしていた。 他山の石  他人の失敗やあやまちを自分をみがくためのいましめとして役立てること。  彼の失敗を他山の石として自分をみがく。 たなからぼたもち  思いがけない幸運がころげこむこと。  たなからぼたもちで、友人から「いらないから」とパソコンをもらう。 単刀直入  前置きをしないで、いきなり本題に入ること。直接ずばり要点に入ること。  単刀直入に言って、この意見に反対です。 手を貸す  仕事を手伝う。手助けをする。  石段をのぼるおばあさんに手を貸す。 手をにぎる  仲直りをする。協力して事に当たる。同盟を結ぶ。  両国は、過去のわだかまりを捨て、固く手をにぎり合った。 天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず  人間は生まれた時から平等で、上下の差別はない。  人に上下なんかないよ、天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず。 堂に入る  学問や技術などが、しっかり身についている。  堂に入った司会ぶり。 灯台もと暗し  身近なことは、案外知らないものだ。  さんざんさがし回っても買えなかった本を、兄が持っていたとは、灯台もと暗しだ。 東ほん西走  あちこちいそがしくかけ回ること。  寄付金集めに東ほん西走する。 飛ぶ鳥を落とす勢い  非常に勢いに乗っているようす。  連戦連勝で飛ぶ鳥を落とす勢いだ。 どろぼうをとらえてなわをなう  事件がおきてから、あわてても間に合わない。準備をしないで、行き当たりばったりでするのをいましめることば。  どろぼうをとらえてなわをなうのではなく、ひごろから用意せよ。 なみだをのむ  くやしい気持ちを、じっとがまんする。残念な思いをこらえる。  けがのため試合に出られずなみだをのむ。 ねこの手も借りたい  非常にいそがしくて人が足りない。  引っ越しでねこの手も借りたいほど手が足りない。 はかが行く  仕事がうまく進む。はかどる。  思いのほか仕事のはかが行かない。 悲喜こもごも  悲しい事とうれしい事が、かわるがわる起こること。また、入りまじること。  合格発表のけい示板の前では悲喜こもごもの表情が見られた。 美辞れい句  美しくかざりたてたことばや文句。  美辞れい句を並べたててほめたたえる。 ひざを打つ  なるほどと感心したり、急に思いついたりして、ひざをたたく。  「いい考えがある」と思わずひざを打つ。 ひざを交える  へだてなく同席する。ひざをふれあうようにして打ちとけて話し合う。  かんきょう問題について大臣と住民がひざを交えて話し合う。