第9回毎日パソコン入力コンクール 6月大会 第5部 和文A 小学生高学年(文字数2,000字程度) 小学館 例解学習ことわざ辞典 第二版より引用 ことわざ・慣用句A 話し上手は聞き上手  話の上手な人は、相手の話をよく聞く人でもある。  話し上手は聞き上手、自分のことばかり話す人は話し上手とは言えないよ。 残り物には福がある  人の取り残したものや、最後に残ったものには、思いがけないよい物がある。  残り物には福があるで、最後に残ったくじを引いたら、一等が当たった。 早起きは三文の徳  朝早く起きると体にもよく、また、何かといいことがあるものである。  早起きは三文の徳よ、早く起きなさい。 情けは人のためならず  人に親切にすれば、いつかはめぐりめぐって自分の所にもどって来る。自分のためと思って人には親切にしなさい。  情けは人のためならず、自分のためでもあるんだよ。 七転び八起き  何回失敗してもくじけずに、立ち上がること。人生には浮き沈みが多いことのたとえ。  何のこれしき、人生七転び八起きさ。 習うより慣れよ  習うより、何度も経験して慣れてしまったほうがしっかり身につく。  習うより慣れよと、毎日練習に明け暮れる。 猫に小判  どんな立派なものでも、価値がわからない人には、何の役にも立たないこと。  小さい子に高価なカメラは猫に小判だ。 寝耳に水  思いがけない出来事や知らせにおどろくこと。  自分の作品が特選になるとは寝耳に水だ。 念を押す  さらに確かめる。重ねて注意する。  必ず六時に起こしてと念を押す。 鼻が高い  得意なようす。自慢するようす。  郷土の力士が優勝すると、ぼくまで鼻が高い。 花も実もある  見た目が美しいだけでなく、中身もすばらしい。また、人情がこもっている。  花も実もある見事な演奏。  花も実もある粋なはからいに感謝する。 春一番  二月末から三月はじめに、その年ではじめて吹く強い南風。これが吹くと春になるという。  例年より早く春一番が吹いた。 花を持たせる  手柄や勝利をゆずったりして相手を立てる。  先輩の顔を立てて花を持たせる。 登竜門  そこをとおると必ず出世できるといわれる、突破するのがむずかしい所。  芥川賞は、作家の登竜門である。 所変われば品変わる  土地がちがうと風俗・習慣・ことばなどもちがう。  所変われば品変わるで食事の仕方もちがう。 泣きっ面に蜂  不幸な上にさらに不幸が重なること。つらい時につらいことが重なること。  転んだ拍子にさいふをなくし泣きっ面に蜂だ。 二階から目薬  ものごとが思うようにならないで、もどかしいこと。また、やり方に無理があって、効果がないこと。  それとなく言ったぐらいじゃ二階から目薬で効き目がない。 日常茶飯  毎日のありふれたこと。  わが家では昼間は猫一ぴきが日常茶飯だ。 日進月歩  日ごと月ごとに、絶えず進歩すること。  日進月歩の科学技術。 背水の陣  もうこれ以上後にひけない立場にたち、決死の覚悟で、全力をつくすこと。  背水の陣で試合にのぞむ。 人の振り見て我が振り直せ  他人の行いを見て、自分を反省し、直すところがあれば直しなさい。  練習しないとああなるぞ、人の振り見て我が振り直せ。 非の打ち所が無い  欠点や悪いところが無い。  非の打ち所が無い演技で一位となる。 日の目を見る  うもれていたものが、世の中に出て人に知られ認められる。  うもれていた作品がやっと日の目を見る。 不言実行  あれこれ理屈を言わないで、やるべきことをだまって実行すること。  あれこれ理屈をこねるくせに実行しない人が多い中で、彼は不言実行の人だ。 頭角を現す  才能や技能が、ほかの人よりも特にすぐれて目立つ。  新進気鋭の作曲家として頭角を現す。 取り付く島もない  たよりにして取りすがる所がない。冷たく見放される。  何を聞いても返事もしてくれず取り付く島もない。 能ある鷹は爪を隠す  本当に実力や才能のある人は、やたらにそれを見せびらかしたりはしない。  能ある鷹は爪を隠すだね、君がこんなにも歌がうまいとは。 破顔一笑  顔をほころばせて、にっこり笑うこと。  「合格」の知らせに破顔一笑する。 馬耳東風  人の意見や注意などを、気にもとめないし、聞こうともしないようす。  馬耳東風で何を言っても効き目がない。 破竹の勢い  猛烈な勢いでつき進むようす。  破竹の勢いで勝ち進む。 蜂の巣をつついたよう  手がつけられないほどの大さわぎになるようす。  先生が結婚するといううわさに、教室中が蜂の巣をつついたような大さわぎになった。 歯に衣着せぬ  思った通りを遠慮せずにずばずば言う。  相手の歯に衣着せぬ言い方にむっとする。 引けを取らない  勝負や競争をして負けない。  値段は安いが、品質では引けを取らない。 百里を行く者は九十を半ばとす  何事も、終わりのほうが最も難しく、失敗も多いので、最後まで気をゆるめてはいけない。  百里を行く者は九十を半ばとすだよ、もう少しと思って気をゆるめるな。まだ半分だと思え。